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イサム・ノグチとニューヨーク

ニューヨークの街を歩いているとよく見かけるのが、アメリカの彫刻家として知られている「イサム・ノグチ」の作品です。

 

彼は1904生まれ、1988年に84歳で亡くなっており、彫刻だけではなく、造営、家具デザイン、舞台設計など幅広い分野で活躍をした人物として知られています。

 

近代美術に大きく貢献した人物として知られていますが、その斬新でモダンなアートはさほど美術に詳しくなくても楽しむことができます。

 

またニューヨークのクイーンズには、ノグチ美術館があります。

 

ノグチ美術館は屋外と屋内に分かれており、とても広々とした開放的な造りとなっています。

 

美術館に併設されているミュージアムストアでは、イサム・ノグチの照明も販売されており、他では購入できないユニークなものがずらりとならんでいるので、お土産にもとてもおすすめです。

 

この美術館は、かつて彼のアトリエ、つまり作業場所として利用されていた場所でした。

 

そのためこの美術館の作品などの配置や構図なども全て彼が考案したものといわれています。

 

一見すると無造作に見えるものですが、その細かい配置にさえ気を配っている彼の深い芸術観が宿っているといっても過言ではありません。

 

イサム・ノグチとレッドキューブ

イサム・ノグチとレッドキューブ

イサム・ノグチとレッドキューブ

ニューヨークの街を歩けばあちらこちらに「イサム・ノグチ」の作品が展示されており、ニューヨークのモダンなビル群の中にほどよく溶け込んでいます。

 

中でもイサム・ノグチのメジャーな作品として知られているのが、ウォール街にある「レッドキューブ」です。

 

グラウンドゼロ9.11メモリアルやトリニティ教会の近くにあり、その名前に相応しく赤い立方体のオブジェで丸い穴が開いているのがその特徴です。

 

これは1968年に作られた作品であり、非常に美しい赤色をしており、周囲のニューヨークの街の中にとてもよく映えています。

 

レッドキューブは立体形の角のみが地面についている不思議なかたちをしており、とてもインパクトのある光景です。

イサム・ノグチとサンクンガーデン

イサム・ノグチとサンクンガーデン

イサム・ノグチとサンクンガーデン

またそこから歩いてすぐのところに、もう一つイサム・ノグチの作品があります。

 

チェイスマンハッタン銀行プラザの「サンクンガーデン」とよばれる作品であり、これは1961〜64年に造られた作品として知られています。

 

地下1階にある円形庭園となっており、地上から見下ろして楽しむのが鑑賞方法として知られています。

 

実はこれは京都の龍安寺に見立てた石庭であり、花崗岩を敷いた床に京都宇治川から採集した浸食岩を点在させているのがその特徴です。

 

夏になると噴水が噴出し床全体に水を巡らせており、冬には水がなくなるため石庭の美しい砂紋が楽しめるようになっています。

 

異なるシーズンで異なる雰囲気を楽しむことができる斬新な発想もまた、イサム・ノグチらしい作品といえます。